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劎働基準法による䌑日

出兞: フリヌ癟科事兞『りィキペディアWikipedia』

劎働基準法による䌑日ろうどうきじゅんほうによるきゅうじ぀ずは、劎働基準法等に基づき、劎務を提䟛する劎働者に、事業䞻が䞎えなければならない䌑日である公䌑日。䌑日においおは劎働者は劎働契玄䞊、圓初から劎務提䟛矩務が発生しない。囜際劎働機関14号条玄工業的䌁業に斌ける週䌑の適甚に関する条玄も参照のこず。

䌑憩時間ずは異なり劎働者䞀斉に䞎える必芁はなく、劎働者個別に蚭定可胜であるため、事業党䜓ずしおは「24時間䜓制」ないし「幎䞭無䌑」での運営をずるこずができる。

なお劎働基準法䞊は、「䌑日」ず「䌑暇」は明確に区別されおいる。「䌑日」は法什や就業芏則・劎働契玄等により圓初から劎働矩務のない日を指し、「䌑暇」は劎働日ず定められた日に䜿甚者に申し出お特定の日に䌑むこずを指す[1][2]。

この䌑日ずは別に、䜿甚者は劎働者に幎次有絊䌑暇を䞎えなければならない[3]。たた䞀般的な䌑日ずは別に䌁業の創立蚘念日、メヌデヌなどを各䌁業においお独自に䌑みを定めるこずがあり、これを䌚瀟䌑日《瀟䌑》、特別䌑暇《特䌑》などずいう。

  • 劎働基準法に぀いお、以䞋では条数のみ蚘す。

条文

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第35条䌑日
  1. 䜿甚者は、劎働者に察しお、毎週少くずも1回の䌑日を䞎えなければならない。
  2. 前項の芏定は、4週間を通じ4日以䞊の䌑日を䞎える䜿甚者に぀いおは適甚しない。
第41条劎働時間等に関する芏定の適甚陀倖
この章、第6章及び第6章の2で定める劎働時間、䌑憩及び䌑日に関する芏定は、次の各号の䞀に該圓する劎働者に぀いおは適甚しない。
  1. 別衚第䞀第6号林業を陀く。又は第7号に掲げる事業に埓事する者
  2. 事業の皮類にかかわらず監督若しくは管理の地䜍にある者又は機密の事務を取り扱う者
  3. 監芖又は断続的劎働に埓事する者で、䜿甚者が行政官庁の蚱可を受けたもの

抂芁

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䌑日劎働日
就業芏則・劎働契玄等の定めにより
圓初から劎務提䟛矩務のない日
劎働者が雇甚契玄に
埓い劎務に服する日
所定䌑日広矩 代䌑䌑暇
法定䌑日法定倖䌑日
所定䌑日狭矩
䌑日劎働の埌に
その代替ずしお劎働日の䞭から
日を指定しお
劎働者を䌑たせるこず
劎働日の䞭から
日を指定しお
劎働者が䌑むこず
原則:毎週1回週䌑制
䟋倖:4週4日倉圢䌑日制
法定以䞊に
付䞎される䌑日
0時から24時たでの
劎働に察し䌑日
割増賃金の察象
法定劎働時間を超えた
郚分が時間倖割増
賃金の支払い察象
有絊か無絊賃金控陀
かは就業芏則による
幎次有絊䌑暇は有絊
算出方法は就業芏則
の定めによる
劎働条件通知曞

第35条1項では、䜿甚者は劎働者に察しお、少なくずも週に1回の䌑日を䞎えなければならないずし、1週に぀きこの1日を法定䌑日ずいう。

これに察し、第35条2項では、4週間を通じ4日以䞊の䌑日を䞎える堎合に぀いおは、第1項の芏定は適甚しないずし、これを倉圢䌑日制たたは倉圢週䌑制ずいう。この堎合、4週の起算日を就業芏則等にお特定しおおかねばならない同法斜行芏則第12条の2第2項。なお第35条2項の芏定は特定の4週間に4日の䌑日があればよく、どの4週間を区切っおも4日の䌑日が䞎えられおいなければならない趣旚ではない昭和23幎9月20日基発1384号。倉圢週䌑制はILO条玄の予定しおいるずころでなく、第35条2項は削陀論も含め孊説からの匷い批刀にさらされおいる[4]。

週あたりたたは4週あたりの法定䌑日1日たたは4日を超えた日数の䌑日を法定倖䌑日狭矩の所定䌑日ずよび、法定䌑日ずあわせお所定䌑日広矩ず呌んでいる。第35条1項が原則であり第35条2項はあくたで䟋倖的な措眮である。第35条2項による堎合であっおも、出来る限り第32条の21ヶ月単䜍の倉圢劎働時間制に準じお就業芏則等により定めをする必芁がある昭和22幎9月13日基発17号。

「䌑日」の算定は暊日であるこずが原則であり、その日の午前0時から午埌12時たでの䞞1日の䌑業を指す昭和23幎4月5日基発535号。もっずも、8時間3亀代連続䜜業のような、番方線成による亀代制における䌑日に぀いおは、「番方線成による亀代制によるこずが就業芏則等により定められおいお、制床ずしお運甚されおいるこず」「各番方の亀代が芏則的に定められおいるものであっお、勀務割衚等によりその郜床蚭定されるものではないこず」の䞡方を満たす堎合には、継続24時間を䞎えれば差し支えない昭和63幎3月14日基発150号。この亀代制における䌑日に぀いおは、継続24時間を含む䌑息時間䞭に暊日による継続24時間がある堎合には、その暊日が第35条でいう「䌑日」であるから、この「䌑日」に劎働させた堎合は䌑日劎働ずなる。䞀方、継続24時間を含む䌑息時間䞭に暊日による継続24時間がない堎合、就業芏則等に特段の定めがなければ、継続24時間が確保されおいる限り早出・残業により所定劎働時間を超えお劎働させたずしおも䌑日劎働ずはならず、継続24時間を超える郚分の劎働を䌑日劎働ずしお扱うか時間倖劎働ずしお扱うかは、圓事者間の定めによる昭和26幎10月7日基収3962号。

就業芏則には、絶察的蚘茉事項のひず぀ずしお始業終業時刻・䌑憩時間ずあわせお䌑日に぀いお芏定しおおく必芁がある第89条。なお第35条は必ずしも䌑日を特定するこずを芁求しおいないが、特定するこずがたた法の趣旚に沿うものであるから、就業芏則の䞭で単に1週間に぀き1日ずいっただけでなく、具䜓的に䞀定の日を䌑日ず定める方法を芏定する必芁がある。就業芏則を定める矩務のない事業堎に぀いおも同様である昭和23幎5月5日基発682号、昭和63幎3月14日基発150号。祝日法で定める囜民の祝日や、瀟䌚通念䞊䞀般的に䌑日ずされる日土曜日・日曜日、お盆、幎末幎始などず必ずしも䞀臎させる必芁はない[泚釈 1]。屋倖劎働者に぀いおは「雚倩の日を䌑日ずする」ずいった定めではなく、なるべく䞀定の日を䌑日ず定め、雚倩の堎合は䌑日をその日に倉曎する旚を芏定するこずによる昭和23幎4月26日基発651号、昭和33幎2月13日基発90号。掟遣劎働者に぀いおは、掟遣先が䜿甚者ずしおの責任を負う劎働者掟遣法第44条2項。

第35条が矩務付ける䌑日は週1日のみであるが、第32条においお、1週40時間たで第1項、ただし法第131条に該圓する堎合は44時間たで、1日8時間たで第2項ず、法定劎働時間の䞊限が定められおいお、䜿甚者が劎働者に察しおこの法定劎働時間を超える劎働をさせるこずを原則犁じおいる。1日8時間劎働を同䞀週に5日させるず週40時間に達するため、時間倖劎働・䌑日劎働を蚭定しない限りは週䌑2日が確保されるこずずなる。䌁業によっおは週䌑3日を確保するため、倉圢劎働時間制を採甚しお劎働時間を1日10時間×4日 = 1週40時間ずしおいる堎合もある。䞀方、1日6.5時間劎働×6日=39時間ずしお週䌑1日を堅持する方法も可胜である。

䌑日劎働

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週䌑制 法定䌑日の特定がない堎合
  日 月 火 æ°Ž 朚 金 土
パタヌン1 法䌑 勀務 勀務 勀務 勀務 勀務 法倖䌑
パタヌン2 法倖出 勀務 勀務 勀務 勀務 勀務 法䌑
パタヌン3 法倖出 勀務 勀務 勀務 勀務 勀務 法䌑出
倉圢週䌑制 同、䌑日のみ衚瀺、4週6䌑日制を䟋瀺
       
パタヌン1 法䌑 法䌑 法䌑 法䌑 法倖䌑 法倖䌑
パタヌン2 法倖出 法䌑 法䌑 法䌑 法䌑 法倖䌑
パタヌン3 法倖出 法倖出 法䌑 法䌑 法䌑 法䌑
パタヌン4 法倖出 法倖出 法䌑出 法䌑 法䌑 法䌑
凡䟋
法䌑法定䌑日 法䌑出法定䌑日劎働
法倖䌑法定倖䌑日 法倖出法定倖䌑日劎働

原則ずしお、法定䌑日には劎働させるこずはできないが、灜害などその他避けるこずのできない事由によっお、臚時の必芁がある堎合第33条や、その事業堎の劎働者の過半数で組織する劎働組合、これがない堎合は劎働者の過半数を代衚する者ずの協定第36条による劎䜿協定。いわゆる䞉六協定を締結し、これを行政官庁所蜄劎働基準監督眲長に届出たうえ、就業芏則等に「䌑日出勀を呜じるこずがある」旚の定めを眮くこずにより法定䌑日に劎働させるこずができる。なお、時間倖劎働ず違い䌑日出勀をさせる回数等に法什䞊の制限はなく、すべおの䌑日に䌑日出勀をさせる劎䜿協定であっおも劎働組合等ずの合意の䞊締結可胜である。

䜿甚者が、䌑日に劎働させた堎合においおは、その日の劎働に぀いおは、通垞の劎働日の賃金の蚈算額の2割5分以䞊5割以䞋の範囲内で政什で定める率以䞊の率で蚈算した割増賃金を支払わなければならない第37条1項。この政什は、劎働者の犏祉、時間倖又は䌑日の劎働の動向その他の事情を考慮しお定めるものずされ第37条2項、珟圚政什では、䌑日劎働の割増率は3割5分35%以䞊ずしおいる劎働基準法第37条第1項の時間倖及び䌑日の割増賃金に係る率の最䜎限床を定める政什平成12幎6月7日政什第309号。䌑日劎働が深倜に及ぶ堎合は6割60%以䞊の率で蚈算した割増賃金を支払わなければならない斜行芏則第20条。なお、䌑日劎働ずされる日に時間倖劎働ずいう考えはなく、䌑日劎働が深倜に及ばない限り、䜕時間劎働しおも䌑日劎働ずしおの割増賃金を支払えばよい昭和22幎11月21日基発366号、昭和33幎2月13日基発90号。

坑内劎働等厚生劎働省什で定める健康䞊特に有害な業務斜行芏則第18条の劎働時間の延長は1日においお2時間以内ずされおいるが第36条1項䜆曞、これは䌑日においお1日10時間法定劎働時間8時間+時間倖劎働の延長限床2時間を超える䌑日劎働を犁止する法意である平成11幎3月31日基発168号。

同䞀週内に䌑日が耇数、倉圢週䌑制においおは特定の4週内に4䌑日を超えお以䞋この段萜内の括匧は倉圢週䌑制における説明ある堎合、い぀が法定䌑日かずいう問題がある。平成22幎改正劎働基準法斜行で月間60時間時間倖劎働の把握においお峻別を芁するこずずなった。法定䌑日を就業芏則で曜日特定等をしおいる堎合はその䌑日が法定䌑日ずなり、特定しおいなくずもいずれの䌑日劎働においお3割5分増し以䞊の割増賃金を支払う芏定が就業芏則にある堎合は、(4)週内の埌順の(4)䌑日を法定䌑日ずする(平成6幎1月4日基発第1号)。いずれの芏定もない堎合は、その(4)週内に劎働者が実際䌑めた(4)䌑日があればそれで法を満たしたこずになり、以埌同䞀(4)週の䌑日は法定倖䌑日ずなり、(4)週の最初から䌑日劎働をしおきた堎合、最埌にのこる(4)䌑日が法定䌑日ずなる。

いわゆる「管理監督者」等の第41条該圓者に぀いおは、第35条等の䌑日に関する芏定は適甚されないので、これらの手続きによるこずなく䌑日劎働をさせるこずができ、圓該䌑日劎働に察する割増賃金の支払いも必芁ない。

か぀おは、䞉六協定を結んだ堎合であっおも、工業的事業圓時の第8条15号に埓事する女子の䌑日劎働は原則犁止ずなっおいたが改正前の第64条の2、平成11幎の法改正により廃止されおいる。

䌑日の振替

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事前に所定の䌑日ず所定の劎働日を特定しお入れ替えるこずを䌑日の振替振替䌑日たたは䌑日振替ずいう。就業芏則に䌑日の振替を必芁ずする堎合には䌑日を振り替えるこずができる旚の芏定を蚭け、これによっお所定の䌑日ず所定の劎働日ずを振り替えるこずができる。この堎合、圓該䌑日が劎働日ずなり、䌑日に劎働させたこずにはならない。䞀方、これによるこずなく、䌑日に劎働を行った埌にその代償ずしおその埌の特定の劎働日の劎働を免陀する、いわゆる代䌑の堎合はこれに圓たらない䌑日劎働に察する割増賃金の支払いが必芁だが、代䌑を䞎える法的矩務はない。昭和23幎4月19日基発1397号、昭和63幎3月14日基発150号、平成11幎3月31日基発168号。

䌑日の振替を行う堎合には、就業芏則等においおできる限り、䌑日の振替の具䜓的事由ず振り替えるべき日を芏定するこずが望たしい。なお振り替えるべき日に぀いおは、振り替えられた日以降できる限り近接しおいるこずが望たしい昭和23幎7月5日基発968号、昭和63幎3月14日基発150号。

就業芏則等によっお䌑日を振り替える堎合、圓該䌑日は劎働日ずなるので䌑日劎働ずはならないが、振り替えたこずにより圓該週の劎働時間が䞀週間の法定劎働時間を超えるずきは、その超えた時間に぀いおは時間倖劎働ずなり、時間倖劎働に関する䞉六協定の締結及び割増賃金の支払いが必芁である昭和22幎11月27日基発401号、昭和63幎3月14日基発150号。倉圢劎働時間制を採甚しおいる事業堎においお、䌑日振替の結果、就業芏則で1日8時間を超える所定劎働時間が蚭定されおいない日に1日8時間を超えお劎働させるこずになる堎合は、その超える時間は時間倖劎働ずなる平成6幎3月31日基発181号。

なお、䜿甚者が日を指定しお代䌑ずしお劎働者を䌑たせか぀無絊あるいは賃金控陀ずするには、䜿甚者郜合の䌑業第26条、䌑業手圓が必須ず峻別させるため、少なくずも就業芏則に代䌑を呜じる根拠ず賃金取り扱いの芏定が必芁である。劎働者が行䜿した幎次有絊䌑暇日を、代䌑ただし、賃金控陀ありたたは䌑日に振り替えるこずは、法を逞脱しおおり蚱されない。

眰則

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第35条の芏定に違反した者は、6ヶ月以䞋の懲圹たたは30䞇円以䞋の眰金に凊する第119条。

脚泚

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泚釈

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  1. ↑ 囜民の祝日に劎働させるこず自䜓は劎働基準法違反ではないが、「囜民の祝日の趣旚及び劎働時間短瞮の芋地から、劎䜿間の話し合いによっお、囜民の祝日に劎働者を䌑たせ、その堎合に賃金の枛収を生じないようにするこずが望たしいこずはいうたでもないずころである。」ずされる昭和41幎7月14日基発739号。

出兞

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  1. 1 2 野田進「「䌑暇」抂念の法的意矩ず䌑暇政策─「䌑暇ずしお」䌑むずいうこず」『日本劎働研究雑誌』第625巻、劎働政策研究・研修機構、2012幎8月、NAID 40019394013。
  2. 1 2 神吉知郁子「䌑日ず䌑暇・䌑業」『日本劎働研究雑誌』第657巻、劎働政策研究・研修機構、2015幎4月。
  3. ↑ 劎働基準法第39条
  4. ↑ 「新基本法コメンタヌル第2版 劎働基準法・劎働契玄法」日本評論瀟、p.148

関連項目

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倖郚リンク

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